デザイナー紹介
RainbowDrops - デザイナー紹介
ひよこ屋が生まれるきっかけになったショルダーオープンパジャマ。
点滴をしたまま着替えができるという機能性を確保しつつ、「かわいい」は絶対にあきらめない!という思いを全面的に受けとめ、形にしてくれたのがデザイナーの佐藤さん。
このデザインに込めた想いを聞いてみました。
☆ショルダーオープンパジャマをデザインしようと思ったきっかけは何ですか?
ひよこ屋の岩倉さんとの出会い(?)はtwitterでした。
どちらが最初にフォローしたのか、どういうきっかけだったかは思い出せないのですが(笑)
私は、基本的にワーキングマザーさんを中心にフォローしたりされたりしているので、きっとその中でだったと思います。
ワーキングマザーという共通点だけではなく、お子さんが入院された、というツイートに、私も長女が何度も入退院を繰り返していたので、とても共感したことを覚えています。
そんな中、岩倉さんが「入院中のママが笑顔になれるような、入院グッズを扱うWEBSHOPを立ち上げたい!」とツイートされていて、私も、入院中はただでさえ落ち込みがちなので、それはすごくすごく良いアイディアだ!!と思い、「アパレル関係だったら、お手伝い出来ると思うので、声をかけてくださいね」と、言ったのが最初だったと思います。
メールのやり取りで、岩倉さんが入院中に点滴をしていても、着替えやすいパジャマというのがあまり無く、お母さん達が普通のやつを裁断して、つくり変えたりしている、というお話をされていて、それだったら、出来るかも!!というところから、このパジャマプロジェクトは始まりました。
☆大変だったことはありますか?
私から飛び込んだことでしたし、自分自身もそういう思いをしたことがあったので、やりがいも感じていました。
デザインしているのは本当に楽しかった。
こういう風になっていたら、ママ達が「かわいい!」って思ってくれるかな?などと考えていました。
大変だったことは、予算のあまり無い中で、小ロットでやらなければならないこと。
中国の工場には、足元を見られるし、納期は守ってもらえないし、自分の力不足を痛感しました。
岩倉さんにもご迷惑をおかけしたことも心苦しかったです。
☆デザインに込めた熱い思いを教えてください
機能面はもちろんのこと、何より最大に重視したのは「かわいい!!」とママが笑顔になれることです。
私が今メインにデザインしているマタニティウェアもそうですが、機能面を重視している商品ってなぜか、デザイン面がおざなりになっているんです。
機能が付いているという時点で他より抜け出しているから、競争が少ないから、デザイン面での満足を求めない。
向上心が無いように感じます。
だから、ちょっとしたところに、かわいい部分を盛り込んでいます。
また、ブランド名の「Rainbow Drops」や、ブランドタグにも私たちの願いを込めています。
☆佐藤さん自身のお店Lyriqueのことを教えて下さい
このプロジェクトとも通ずるところがあるのですが、機能面を追求したものに、かわいいものが少ないこと、自分自身が妊娠中に着たいと思う物が全然無かったことから、マタニティウェアのデザインをしています。
その自身でデザインしたマタニティを扱うショップを埼玉県桶川市で経営しています。
私のお店も「ママを笑顔にしたい」というひよこ屋さんの経営理念とも通ずるところがあります。
ママのもの、になると急にこどもっぽいデザインや型にはまったような、色やデザインの物ばかりになることに我慢出来ず、ママが「かわいい!」とモチベーションがあがるような商品、お店であるように、細部にまでこだわっています。
お近くの方はぜひ、遊びに来てください!!